MBHCC C-2
★アフリカ大陸(オンボロ)バスの旅(その10) 
「世界三大瀑布の一つビクトリアフォール」

【前号までのあらずじ】
とあるお客様のアフリカ縦断バイクツアーのサポートカーとして手配を頼まれたミニバスの回送を兼ね、ヨハネスブルグからケニアまで東アフリカ8ヶ国を巡る約1万5千キロにおよぶミニバスツアーを企画。一石二鳥を狙った道祖神の若き辣腕添乗員菊地(現社長)であったが……バイクツアーはドタキャンとなりツアーのみを敢行するハメに。しかもこのミニバスがとんでもないオンボロ、2日間休み無く修理と運転を続ける悪戦苦闘の末1500kmを走破しケープタウンから旅は始まる。すると今までの苦労がウソのように快調に走りはじめ南アフリカの見所を巡る旅が続く。
 ナミビアを北上し、ボツワナを一気に走り抜け、ジンバブエに入国した。
 道は相変わらず素晴らしい舗装だ。しばらく走るとビクトリアフォールの町に入った。
 町の中心地から北に目を向けると、なにやら高い水煙が・・・世界三大瀑布の一つビクトリアフォールだ。 
 市内のキャンプ場にテントを張って滝へ。徒歩10分ほどの距離だ。入場料を支払い遊歩道を進むと、ゴーっという音と共に、全身がビショビショになるほどの水滴が降りかかってくる。高さといい水量といい、すさまじい迫力だ。
死ぬまでに一度くらいは見ておきたい、世界三大瀑布のビクトリア滝。行きたくなったら道祖神までご相談を!

 ここに3日間滞在した。期間中基本はフリータイムなので、各自様々なオプショナルツアーに参加する。
 国立公園へのサファリやヘリコプターやマイクロプレーンによる遊覧飛行。この遊覧飛行も滝壺の真上を飛行するので凄い迫力だ。特にマイクロプレーンは、小さなゴーカートのようなシャーシにプロペラを付けただけのもので、ボディも無く非常に怖い。
 今はどこでもすることが出来るバンジージャンプはジンバブエとザンビアにまたがる橋の上から飛び込む。その高さは111mと世界で最も高い!?と言われるバンジーだ。下は激流でワニも居るから、そんじょそこらのバンジーとは迫力がケタ違い。
にヘリコプターで優雅に遊覧飛行 スリル満点マイクロプレーン
ダイナミックな滝はダイナミックにヘリコプターで優雅に遊覧飛行を。スリル満点マイクロプレーンも。各種オプショナルツアーのご相談もどうぞ!
 そんなおもしろいオプショナルツアーの中でも一番人気はラフティングだ。コレは日本では絶対に許されないレベルの、とんでもなく危険リスクの高いツアーだ。だから出発前に≪事故、怪我は本人のリスク≫と書かれた誓約書にサインする必要がある。
 レベル5の、まるで滝のようなザンベジ川を下る。6〜7人乗りの巨大なゴムボートが空を飛ぶ、飛ぶだけならまだしも、空中で反転し激流に放り投げられ、あっという間に数百メートルも流された後、少し穏やかになった流れの中でカヤックに乗ったスタッフに拾い上げられる。 

 その間イヤというほど水を飲み、岩に当たった足や手は傷だらけ。中には顔から血を流している参加者もいる……こんな非常に充実した(?)ビクトリアフォールの滞在を充分満喫してから、国境を越えザンビアへと向かった。
 ひたすら北上を続けると緩やかな丘陵地が続く日本の田舎の景色とよく似ている。所々に土塀とわら屋根の集落が現れる。 

旅はまだまだ終わらない。
 小さな集落に車を止めバナナやパパイヤ、オレンジといった果物を売ってもらう。
 マラウイの国境も近い。
(つづく)

アフリカ、海外バイクツアーといえば
●東京本社 TEL03-3455-6111
バイクツアー専用ダイヤル 0120-184-922
特にアフリカと海外バイクツアーに滅法強い、愛と誠意の旅行代理店。一般はもちろん、テレビロケや政府関係など業務関係方面の信頼もあつい。
高い人気と実績を誇るバイクツアーは、アメリカ大陸横断、アメリカ西部周遊、ヨーロッパ5カ国周遊などの定番コースを始めとして、ロシア、オーストラリア、中央アジア、アルゼンチン、アフリカ、タイ、台湾などオン、オフ共に多彩に設定されてる。
一生に一度は行きたい海外ツーリングだが、一度行くと二度三度とリピート率はかなり高くなる道祖神バイクツアー副作用にも要注意!?
詳細はバイクツアー専用ホームページhttp://www.biketour.jp/tour/で。

[第9回へ][第10回][第11回へ][バックナンバー目次へ]