MBHCC A-7

最高のツーリングシーズンも終わり、北国ではそろそろ“バイクお蔵入り”の季節がやってきましたね。
10月は東京電力の統合会見に3回出席して、いろいろな質問をぶつけてきましたが、WEBミスターバイク読者の方々からもツイッターなどで熱いエールをいただき、とっても嬉しかったです。ありがとうございました。
ワタクシ、ここ数週間は、時間の許す限り、福島や岩手の被災地を取材してきました。
東日本大震災から8カ月がたとうとしていますが、現地はまだまだ大変な状況にあります。
福島や岩手の被災地を取材 福島や岩手の被災地を取材 福島や岩手の被災地を取材
福島県の塩谷埼にあるがれき置き場で アンパンマンのおもちゃの持ち主は、今どうしているのでしょうか…… 避難区域との境界線は物々しい警備体制。持参していた放射能の線量計は、9.9マイクロシーベルトまで上昇していました

「東京電力の記者会見で追及質問してきました」その続き

さて、前回は、10月11日に出席してきた統合会見の模様をお伝えしましたが、今回は、その続きをご覧いただきましょう。

この日は、16時半から21時まで、休憩なしで激しい質疑応答が繰り返されました。

早速、私の知らない方が、当日の会見の模様と私の質問内容をブログにアップしてくださいましたので、ご紹介します。

私が追及している3人目の作業員の死亡については、この日の会見で、検視すら行われていなかったことが明らかになりました。

まずは、下記動画の00:37あたり(1回目の質問)、そして1:58あたり(2回目の質問)からご覧ください。

2回目の質問は前の動画にまたがっていますので、そのまま続きでご覧ください。みなさんは、東電や政府の回答、どう思われますか?

■10月24日

この日も、東電や政府との質疑の応酬が!!

1:23〜から私・柳原三佳の質問が始まります。

内閣府の園田政務官とのにわかに信じられないやり取りをごらんくださいませ〜。

というわけで、次回の更新時にはバイクネタもちゃ〜んと盛り込みたいと思いますので、お楽しみに〜〜。


遺品
*私の新刊『遺品~あなたを失った代わりに』を、WEBミスターバイクで取り上げていただきました。
これまでミスター・バイクで交通事故連載「一瞬の真実」を読んでくださっていた方なら、「あ、このご遺族はあの事件だな?」とお分かりになると思います。
事故から長い年月が過ぎても、心の中の宝物はずっと色あせずに遺っているのですよね……。
ぜひ読んでみてくださいね。


柳原三佳
柳原三佳
(やなぎはらみか)

1963年京都市生まれ。交通事故、司法問題等を中心に執筆。「週刊朝日」「ミスターバイク」などに連載した告発ルポは自賠責制度改定の大きな契機に。また、2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じた。主な著書に『遺品~あなたを失った代わりに』(晶文社)、『これでいいのか自動車保険』(朝日新聞社)、『死因究明~葬られた真実』『巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語』(講談社)、『焼かれる前に語れ』(WAVE出版)、『交通事故被害者は二度泣かされる』(リベルタ出版)、『自動車保険の落とし穴』(朝日新聞出版)、『交通事故鑑定人』(角川書店)、「裁判官を信じるな」(宝島社)、『交通事故の被害者になったら』(インシデンツ)など多数。

●柳原三佳のホームページ
http://www.mika-y.com/

●柳原三佳のブログ
http://mikay.blog44.fc2.com/

●柳原三佳の著書紹介
(amazonにリンクしています)
●柳原三佳への問い合わせはこちらから


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