パソコンって、次から次へと新機種が出て来ます。
それに従い、パソコンのOSも、知らず知らずのうちに新しくなっていたりします。
そんな中・・・
先日、仕事用のパソコンのOSが突然、WindowsXP→Windows7に更新されました。
自宅では、長いこと「WindowsXP」の状態で特段の変化なく作業していますので、これはとっても面食らいました。
それでも最新版ではなく、一つ前のバージョン。でもでもこれってなんだか時代に乗り遅れている感が・・・
考えてみても、Windowsの最新版って、いまは既に「Windows8」(2012年10月登場)ですものねー。
1985年11月に登場した初代Windows1.0から数えてみると、今年でなんと27年。
これまで幾多のWindowsを目にしてきましたが、各バージョンの印象をさらっと言ってみると、それぞれこんな印象でした。
(言える私って恐ろしいかも・・・)
Windows1.0:
MS-DOS上のアプリという印象。知る人ぞ知る、窓の重ね表示ができなかったのです。
Windows2.0:
で、このバージョンで重ね表示が、できるようになった! 万歳。
Windows3.0/3.1:
◇企業では、世界的に、共通のアプリケーションとして「WordやExcel」などが使えるようになった感じです。
その当時はどの会社でも文書の作成に国産のワープロ専用機などが活躍していましたので、「えー、こんなパソコンで文書とか作れるの?」などと皆がぼやいていたのを思い出します。
◇当時Windowsを宣伝していたのはあの、「シブがき隊」の本木さん。やたら「Windows!」って連呼していたコマーシャルは印象的でしたねー。
◇IBM機用とNEC機用で別々のEdition。
パソコンの種類別にパッケージが分かれていましたね。Windowsが出るまでは、日本のPCって、NECのあの機種があまりに有名でした。
◇インストールする時に、「マウスの有り無しを、設定してください」って聞かれたのです。
◇Windows3.0では、動画と音声の再生機能はなんと別売り。
(Windows 3.0 with Multimedia Extensionsというパッケージを別途購入)今では信じられませんよね。
◇LAN機能は付いていませんでした。
インターネット? 何それ。というのが当たり前だったのですが、しいて言うと、電話のモジュラージャックは標準装備な機種が多かったですね。
◇神がかり的なソフト更新
あとから出てきたWindows95とか98とかにアップグレード出来たのですが、やっぱりやーめた。ということで、アップグレードを無きものにして元通りに戻せたところが、当時ものすごい感動でした。
そんなWindows3.1ですが、売り上げ本数はなんと日本で400万本以上、世界だと一億本以上。こんなに売れたソフトは聞いたことがありませんね。
ただただすごいです。金字塔です。ゲイツさん。
Windows9x:
このバージョンが初代の系統を受け継ぐ最後のバージョンとなってしまったわけですね。Windows95/98/98se/Meと4つのバージョンがありました。ですが、次のような有名なトラブルがあって大変印象的でした・・
◇マルチコアCPUに対応していなかった。
◇たくさんRAMを積んだらエラーが出ました。
◇200Gとかのハードディスクは認識されませんでした。
WindowsNT:
こちらが今の流れの源流となった系統。まだCPUも力不足だったし、インターネットも全然普及していなかった時代から、「CPUのマルチコア」「マルチタスク」「ネットワークコンピューティング」などを追い求めてきた流れ、ということになるらしいです。NT系としては、1993年に登場したNT3.1、1996年のNT4.0、2000年に登場したWindows2000(NT5.0)などが大変印象的でした。・・・これらを振り返るといつまでたっても話が終わらなくなりそうなので、残念ですが割愛。
ちなみに、現在最新のWindows8って、「NT6.2」になるんですね。Windows7も「NT6.1」。WindowsVistaが「NT6.0」。つまり皆兄弟です。
最新版のWindowsは、なにやらタッチパネルみたいなユーザインタフェースになっているのですが、タッチパネルはあたり前のスマホ全盛の現在、PCの世界はどんな風に進化していくのか、まだまだ楽しみではありますね。
それでは、また〜。