MBHCC C-2
添乗員ヨッティのバイクツアー裏レポート イスラムの親日国イランで、酒と女について考える。


厳しい? ユルい? 知られざるイランの市民生活。

 イスラム革命以後の経済制裁により、日本のメディアで報道されているため「危険な国」というイメージが先行しているイラン。実際はとても温和で穏やかな国です。その理由の1つが、周辺のイスラム教の国はスンニ派だけどイランはシーア派とも言われています。政治的にはイスラム教! と厳しい姿勢ですが、シーア派は宗教的にはユルイのだそうな。1日5回の礼拝も、実際にモスクに行って礼拝するのは金曜の午後だけという人が大半とか、そんな感じ。でも。旅行者的視線から見て、厳しそうな面がある。それが酒と女性。

 基本的にイスラム教の国ではアルコール禁止です。でも、エジプトやモロッコ、トルコでも、実際にビールやワインをその国で生産し、飲まれている。それは白人欧米人も多いからでしょうが、ここイランでは完全にNo。外国人専用の高級ホテルでも飲めない(実際には闇の超高値で手に入るそうですが、それはあくまで裏ルートの話)。

 人間ドッグでも肝臓に「要注意」の診断を下された添乗員ヨッティとしては、まことに好都合な休肝日と思うことにして、ツアースタート。心配していた禁断症状は現れることなく、特に何事もなくツアーを終了した。

 でも、実際のイラン人はどうかというと、やっぱりビールは飲みたいという人もいるようだ。それが証拠に、「ノンアルコールビール」の種類は数えきれないほど出ている。自国生産だけではなく、スペインなど、世界的大手ビール銘柄のノンアルコールまで流通している。真面目なイラン人に聞いてみても「実はビールは闇で買って時々飲む」と言う声はちょくちょく聞く。
 イスラム教と聞いて「怖い」と思ってしまうのは、アメリカに洗脳されていると言って良いかもしれない。ごく普通の一般的なイラン人にとってのイスラム教は、例えば日本人が仏教や神道をごちゃまぜにユルく理解しているように、せいぜい心の拠り所としている程度かもしれないと思う。

 さて、話題はもう1つの焦点、女の子のファッション。イランはバックパッカーの外国人旅行者でさえ、スカーフだけでなく全身の身体を黒い布で覆う「チャドル」の着用が望ましい、とされてきた。私、ヨッティが14年前にイランを旅行したときも、そんな空気だった。だが、しかし。確かに田舎の地方都市や、イスラム教の聖地マシュハドなどでは、チャドル着用の女性が圧倒的多数だが、大都市テヘランなどでは全然違う。町を歩けば、普通のGパン姿にゆるく頭にスカーフを巻いただけ、しかも髪は半分以上露出しており、かなりの割合で茶髪や金髪になっているのである。これは衝撃的だった! さらに、ツアー出発前には「イラン人、踊っている姿を動画にアップして当局に逮捕」などというニュースが流れていたが、実際にテヘランのレストランや繁華街に行くと、大音量のスピーカーからポップスがガンガン流れ、ディスコやクラブでもない、ただのレストランで女子チームが踊りまくっているのだ。ケンタッキーやマクドを模倣したファーストフード店もあり、そんな店でランチを取っているのは、なぜか男より女優並みに着飾った女子会チームが多かった。明らかに、イランの庶民社会で何か変化が起きていることを感じた。イラン女性の大半は、美容整形なんかもしているという・・・。顔は隠すものではなく、見せる時代になっている。

 また、イスラム教の女性にカメラを向けるのもタブーとされており、声をかけても拒否されるのが通例だが、イランの女性に「写真撮っていい?」と尋ねて断られることは少なかった。小さなことだが、実は大きな意味を持つ一件ではないかとミーハーな添乗員は思った。

 イランの表向きの姿は「イスラム国家」であるが、実際の中身は全然違うということを、つくづく見せつけられた。さらに、イラン国民は日本が大好きである。そんなイランの本当の姿を、日本の皆さんにも知ってほしいと心から思う。

 そんなわけで、2015年もイランのバイクツアーを企画します!
 テレビやニュースではわからない、本当のイラン、イスラム教の美しい世界を見に行きませんか?


イランの道はこんなイメージ

パーキング恵理リアにはモスクも併設
イランの道はこんなイメージ。 パーキングエリアにはモスクも併設。

シルクロードは現在も重要な流通の要。トラックも多い

修学旅行の女子高生。チャドルの下はGパン
シルクロードは現在も重要な流通の要。トラックも多い。 修学旅行の女子高生。チャドルの下はGパン。

高ホテルのフロントのお姉さん

スカーフなんて本当はしたくない!という声も聞こえてきそう?
ホテルのフロントのお姉さん。 スカーフなんて本当はしたくない! という声も聞こえてきそう?

お昼のレストランで踊りまくる女子会チーム

世界遺産スルタニエをバックに走行
お昼のレストランで踊りまくる女子会チーム。 世界遺産スルタニエをバックに走行。

典型的なイランの食事。ケバブにバターライス

ノンアルコールビールは、レモン味やピーチ味などいろいろ種類が豊富
典型的なイランの食事。ケバブにバターライス。

煮込み料理もあります。ノンアルコール・ビールとともに
煮込み料理もあります。ノンアルコール・ビールとともに ノンアルコールビールは、レモン味やピーチ味などいろいろ種類が豊富

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E-mail: bike@dososhin.com
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